屋根リフォームの相場は?工法別の費用と選び方を徹底解説

屋根リフォームの費用が気になるすべての方へ
「屋根リフォームってどれくらい費用がかかるの?」
「塗装・カバー工法・葺き替え…結局どれを選べば正解?」
屋根リフォームを検討する多くの方が、このような疑問や不安を抱えています。
屋根は、外壁よりも早く劣化が進む“住まいの最前線”。
放置すると雨漏りや内部腐食を引き起こし、最終的には
本来必要のなかった高額リフォームにつながるケースも少なくありません。
この記事では、屋根工事を熟知したDIOhomesのスタッフが
- 工法ごとの費用相場(2025年最新)
- 工法の選び方のポイント
- 見積もりで見るべき内訳
- 費用を無駄にしないコツ
をプロ目線でわかりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、
あなたの屋根はどの工事が合っているのか、そしていくらくらいかかるのかが具体的にイメージできるようになります。
もくじ
- 1 屋根リフォームの相場は?工法別の費用と選び方を徹底解説
- 2 屋根リフォームの工法は大きく3種類ある
- 3 屋根リフォーム3工法をさらに詳しく解説
- 4 ① 屋根塗装|費用を抑えて防水性を回復したい人向け
- 5 ② カバー工法(重ね葺き)|「費用 × 耐久性」のバランス重視
- 6 ③ 葺き替え(ふきかえ)|屋根を丸ごと新品に交換するフルリフォーム
- 7 ここまでの選び方のまとめ
- 8 屋根リフォームの費用相場(2025年最新)
- 9 ■ 工法別の費用相場(一般的な30坪住宅の場合)
- 10 ■ 屋根材によって相場はどれくらい変わる?
- 11 ■ 自分の家にはどの工法が合っている?選び方の基準
- 12 ■ 見積もりの内訳で必ず確認すべき4つのポイント
- 13 屋根リフォームの費用を抑えるコツ
- 14 ■ DIOhomesが選ばれる理由
- 15 ■ まとめ|あなたの家に合った屋根リフォームを選ぼう
- 16 \ 屋根の状態が気になる方は、まずは無料診断をご利用ください!/
屋根リフォームが必要になる3つの理由
屋根は、建物の中で最も過酷な環境にさらされています。
- 紫外線
- 雨風、台風
- 気温差(夏は70℃超、冬は0℃近く)
- 湿気や結露
そのため、外壁よりも劣化が早く、10年を超えたあたりから次のような症状が出やすくなります。
● 色あせ・チョーキング(粉がつく)
塗膜の機能が低下しているサイン。
● ひび割れ・反り・欠け
屋根材の耐久性低下が進んでいる可能性。
● コケ・カビ・藻の繁殖
防水性能が弱まり、湿気を含みやすい状態。
● 雨漏り(兆候も含む)
屋根下地の腐食が始まっているかもしれません。
このような症状が出ている場合、
どの工法で直すかによって費用は大きく変わります。
だからこそ、まずは工法の違いを知ることが大切です。
屋根リフォームの工法は大きく3種類ある
屋根リフォームには、目的や予算に応じて次の3パターンがあります。
① 屋根塗装(最も手軽・低コスト)
目的:劣化した屋根の防水性を回復し、寿命を延ばす
塗装は“屋根の化粧直し”ではなく、
防水性を回復し、劣化スピードを抑えるメンテナンス工事。
◎ メリット
- 相場が最も安い
- 工期も短い
- カラー変更ができる
✖ デメリット
- 屋根材が劣化しすぎている場合は不可
- 下地が傷んでいると根本改善にならない
② カバー工法(重ね葺き)
目的:既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる部分的リフォーム
古い屋根を撤去せず、その上から新しい金属屋根(ガルバリウムなど)を施工します。
◎ メリット
- 葺き替えより安い
- 撤去費用が不要
- 断熱・遮音性アップ
✖ デメリット
- 既存の屋根が劣化しすぎている場合は不向き
- 重量が増えるため構造チェックが必要
③ 葺き替え(フルリフォーム)
目的:古い屋根を撤去し、新しい屋根に完全交換する工事
最も費用はかかりますが、
屋根を“新品同様”に生まれ変わらせる唯一の方法です。
◎ メリット
- すべての劣化要因をリセットできる
- 下地(野地板)も補修できる
- 耐久性が最も高い
✖ デメリット
- 費用が3つの工法の中で最も高い
- 工期も長め
屋根リフォーム3工法をさらに詳しく解説
屋根リフォームには「①塗装」「②カバー工法」「③葺き替え」という3つの方法がありますが、
ここでは どんな状況の屋根に向いているのか?を、より具体的に解説します。
① 屋根塗装|費用を抑えて防水性を回復したい人向け
屋根塗装は最もリーズナブルで、
まだ屋根材に致命的な劣化がない場合に最適です。
✔ 向いている屋根の状態
- 色あせ
- コケ・藻の繁殖
- 塗膜の劣化(チョーキング)
- 軽度のひび割れ(補修すれば問題なし)
屋根材そのものが傷んでいない限り、「塗装」で十分対応できます。
✔ 使用される主な塗料
- シリコン塗料(耐久10〜12年)
- ラジカル制御型塗料(耐久12〜14年)
- フッ素塗料(耐久15年〜)
予算と耐久年数で選択できますが、現在はラジカル塗料が最も人気です。
✔ 塗装が向かないケース
- 屋根材がボロボロに崩れている
- 割れが多数ある
- 下地の腐食が疑われる
→ この場合は塗装しても数年で剥がれるリスク大です。
② カバー工法(重ね葺き)|「費用 × 耐久性」のバランス重視
カバー工法は、既存屋根の上に
ガルバリウム鋼板などの軽い金属屋根を重ねる工事です。
✔ 向いている屋根の状態
- 色あせ・劣化はあるが、下地はまだしっかりしている
- 雨漏りが軽度で、野地板交換までは必要ない
- 今後20年以上持つ屋根にしたい
カバー工法は、コスパと耐久性のバランスが最強。
✔ メリット
- 既存屋根の撤去費用がかからない
- 工期が短い
- 断熱性・遮音性が向上
- 見た目が新築のように仕上がる
✔ デメリット
- 屋根が重くなるため、構造チェックが必要
- 既存屋根が瓦の場合、施工不可のケースが多い
③ 葺き替え(ふきかえ)|屋根を丸ごと新品に交換するフルリフォーム
葺き替えは、
既存屋根 → 下地(野地板) → 新しい屋根材
へ完全にすべて交換する工事です。
✔ 向いている屋根の状態
- 雨漏りが長期間続いている
- 屋根材の割れ・剥離が多数
- 下地が腐食している可能性が高い
- 30年以上持つ屋根を作りたい
✔ メリット
- 屋根全体の寿命をリセットできる
- 下地まで点検・補修できる
- もっとも耐久性が高い工事
- 屋根材の自由度が高い
✔ デメリット
- 費用は3つの工法で最も高額
- 工期も長くなる
ただし、
長期的に見ると最もコスパが良い場合も多い工法です。
ここまでの選び方のまとめ
| 工法 | 費用 | 耐久性 | 向いている状態 |
|---|---|---|---|
| 塗装 | 最安 | 10〜15年 | 軽度劣化・色あせ |
| カバー工法 | 中間 | 20〜30年 | 中度劣化・下地が健全 |
| 葺き替え | 最高 | 30年以上 | 重度劣化・雨漏り・下地腐食 |
屋根リフォームの費用相場(2025年最新)
屋根リフォームの費用は、工法・屋根材・劣化状態によって大きく変わります。
ここでは、DIOhomesが実際の現場で扱う価格帯を基準に、最新の相場感を正確にまとめました。
■ 工法別の費用相場(一般的な30坪住宅の場合)
① 屋根塗装の相場:25〜50万円前後
費用を抑えながら防水性を回復させる最も手軽な工法です。
| 内容 | 価格帯 |
|---|---|
| 足場代 | 12〜18万円 |
| 高圧洗浄 | 1〜2万円 |
| 下塗り・中塗り・上塗り | 12〜25万円 |
| 合計相場 | 25〜50万円 |
※ 使用する塗料のグレードにより金額差が出ます。
※ 棟板金の釘浮きなど軽補修が必要な場合は+5,000〜3万円程度。
② カバー工法(重ね葺き)の相場:80〜150万円前後
コスパ良く屋根を長寿命化できるため、現在人気が高い工法です。
| 内容 | 価格帯 |
|---|---|
| 足場代 | 12〜18万円 |
| ルーフィング(防水シート)施工 | 10〜20万円 |
| 金属屋根材(ガルバリウム鋼板など) | 50〜95万円 |
| 合計相場 | 80〜150万円 |
※ 屋根形状が複雑な場合や面積が大きいと上振れします。
③ 葺き替えの相場:110〜220万円前後
劣化が進んだ屋根を根本から改善したい場合に選ばれる工法。
| 内容 | 価格帯 |
|---|---|
| 既存屋根の撤去・処分 | 15〜30万円 |
| 野地板補修・交換 | 10〜25万円 |
| 新しい屋根材(瓦・金属など) | 70〜140万円 |
| 足場代 | 12〜18万円 |
| 合計相場 | 110〜220万円 |
※ 下地の腐食レベルによって大きな差が出ます。
■ 屋根材によって相場はどれくらい変わる?
屋根材は種類によって材料費・耐久性・重量が大きく異なります。
| 屋根材 | 相場 | 耐久性 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スレート(コロニアル) | 塗装:25〜50万 | 20〜25年 | 最も一般的、軽量で安価 |
| 金属屋根(ガルバリウム) | カバー:80〜150万 | 30〜40年 | 軽量・耐久性・断熱性に優れる |
| 陶器瓦 | 葺き替え:150〜250万 | 50年以上 | 耐久最強だが重量あり |
| セメント瓦 | 塗装:35〜60万 | 30〜40年 | 劣化しやすくメンテが必要 |
■ 自分の家にはどの工法が合っている?選び方の基準
ここでは直感的に選べるよう、
「あなたの家の状態別に最適な工法」をまとめます。
✔ こんな状態なら“塗装”でOK
- 色あせが目立つ
- コケ・藻が多い
- 雨漏りはしていない
- 屋根材に大きな割れがない
→ まだ屋根材が元気。塗装で寿命を延ばすだけで十分。
✔ こんな状態なら“カバー工法”がおすすめ
- 屋根材の劣化は進んでいるが、下地は傷んでいない
- 予算を抑えつつ20年以上持たせたい
- 家の断熱性を上げたい
- 工期を短くしたい
→ 費用・耐久のバランスが良く、最も選ばれている工法。
✔ こんな状態なら“葺き替え”が必要
- 雨漏りが続いている
- 屋根材の割れ・剥離が多数
- 下地(野地板)が腐食している
- 30年以上持つ家にしたい
→ 根本から直せる唯一の方法。最も安心。
■ 見積もりの内訳で必ず確認すべき4つのポイント
屋根リフォームの見積もりは複雑に見えますが、
必ず以下の4つをチェックすれば“手抜き業者”を避けられます。
① 足場代(12〜18万円)
ほぼ必ず必要です。
極端に安い業者は安全性が低く工事品質に影響する可能性も。
② 下地処理(洗浄・補修)
屋根リフォームの品質は、
仕上げよりも“下地処理”で決まる と言われます。
- 高圧洗浄の有無
- ひび割れ補修
- 棟板金の釘打ち直し
ここが記載されていない見積もりは危険。
③ 使用材料(塗料・屋根材のグレード)
同じ塗装でも、塗料の種類で耐久性は5〜10年変わります。
→ 不当に安い見積もりは、材料費を削っているケース多数。
④ 保証期間・工事内容の記載
最低でも「工事保証」が何年あるかは確認しましょう。
屋根リフォームの費用を抑えるコツ
屋根リフォームは数十万円〜百万円超と、大きな出費になりがちです。
しかし、次のポイントを押さえることで、無駄なコストを防ぎながら長く使える屋根にする ことができます。
① 定期点検を行い、劣化が軽いうちに対処する
屋根は劣化が進むほど、必要な工法が高額になります。
例
| 劣化状況 | 必要な工法 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 軽度(色あせ・コケ) | 塗装 | 25〜50万円 |
| 中度(ひび割れ) | カバー | 80〜150万円 |
| 重度(雨漏り・下地腐食) | 葺き替え | 110〜220万円 |
早めに気づけば、塗装で済む → 大幅にコスト削減が可能。
② 屋根材のグレードを“目的”で選ぶ
高価な屋根材=正解ではありません。
- 今後10年住む → 塗装で十分
- 20年以上住む → カバー工法
- 30年以上定住予定 → 葺き替えが最適
生活プランと合わせて考えることで、無駄な投資を防げます。
③ 相見積もりを取る(ただし金額だけで決めない)
相見積もりは工事内容の比較に役立ちますが、
金額だけを見ると 手抜き工事のリスク が高まります。
必ず以下を比較してください。
- 工事内容(塗装なら3回塗りか)
- 使用材料
- 保証内容
- 下地補修の有無
“安いけど内容が薄い見積もり”は数年後に必ず後悔します。
④ 助成金・火災保険が使えるケースを確認する
地域によっては、外装リフォームに助成金が使える場合があります。
また、台風被害など自然災害由来の破損なら、
火災保険で修繕できるケースも多数。
→ DIOhomesでは、助成金・保険適用の相談対応も可能です。
■ DIOhomesが選ばれる理由

屋根リフォームは “どの業者を選ぶか” で仕上がりが大きく変わります。
DIOhomesでは、次の理由から多くのお客様に選ばれています。
① 自社施工だから中間マージンなし
ハウスメーカーや仲介業者経由のリフォームは、
中間コストが20〜40%発生する場合があります。
DIOhomesは 完全自社施工 だから、
- 適正価格
- 適切な材料選定
- 作業品質の安定
を実現できます。
② 現場経験豊富な専門スタッフが診断・提案
経験が浅い業者だと 『塗装してはいけない屋根に塗装を提案する 』など、
誤った診断がされるケースも。
DIOhomesでは、
- 劣化状況
- 屋根材の特徴
- 今後の生活プラン
- 予算
これらを総合的に見て、最適な工法だけをご提案します。
③ 写真付きの詳細報告で安心の可視化
「本当に必要な工事なの?」
「手抜き工事されないか心配…」
そんな不安を払拭するために、
- Before / After
- 下地処理の様子
- 補修箇所の写真
- 使用した材料の写真
すべてを記録してご報告します。
④ 最長15年の保証制度
工事内容に応じて、最長15年の保証をつけています。
地域密着だからこそ、施工後のサポートも迅速に対応 できます。
■ まとめ|あなたの家に合った屋根リフォームを選ぼう

屋根リフォームは、家の寿命を左右する大切な工事です。
この記事のポイントを整理すると
- 屋根リフォームには「塗装」「カバー」「葺き替え」の3種類
- 状態によって最適な工法は異なる
- 費用相場は25〜220万円と幅広い
- 見積もり内容の比較が非常に重要
- 自社施工の業者は品質・価格のバランスが良い
「うちはどの工事が合っているんだろう?」
この疑問を解決するために、まずは 屋根の無料点検 を受けるのが最も確実です。
DIOhomesでは、屋根の状態を丁寧に確認し、
わかりやすくご説明したうえで最適な工法をご提案します。
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