
屋根のメンテナンスは「塗装で延命するか」「カバーで作り替えるか」で迷いやすいところです。DIOhomes(ディオホームズ)でも、この2択の相談はとても多いです。
最初に押さえておきたいのは、屋根塗装と屋根カバーは優劣ではなく、向き不向きがはっきり分かれるということ。しかも判断軸は「今の劣化」だけでなく、「これから何年この家に住むか」「次の出費をいつにしたいか」まで含めた計画で決まります。
まず結論:正解は屋根材と劣化と“住まいの計画”で変わる
結論から言うと、どっちがいいかは一概に決まりません。
塗装が合うのは、屋根材の状態が比較的良く、下地まで深刻に傷んでいないケースです。反対にカバーが合うのは、屋根材の傷みが進んでいて「塗っても持ちにくい」「補修が増えがち」なケース、そして将来のメンテ回数を減らしたいケースです。
さらに大事なのが“何年スパンで家を維持したいか”です。
- これからも長く住む予定で、メンテの回数や手間を減らしたい
- 今後の大きな出費をできるだけ先に伸ばしたい
- 逆に、近い将来の住み替えや相続の見通しがあり、まずは堅実に延命したい
同じ劣化でも、この前提が変わると選択は逆転します。
30年スパンで考えると見えてくる:塗装とカバーの“回数”の違い
屋根の話は、目先の金額だけで決めると後でブレやすいです。そこでおすすめなのが「30年の間に、何回工事が発生しそうか」で考える方法です。
たとえば一般的なイメージとして、
塗装で耐用年数が約10年の計画だとすると、30年で塗装が3回。
「今回塗って、10年後にまた塗って、さらに10年後にもう一度」という発想になります。
一方、グレードを上げて耐用年数が約15年の計画なら、30年で塗装が2回。
回数が減る分、足場などの付帯コストも発生回数が減ります。
屋根カバーの場合は、初回の費用は大きくなりがちですが、耐久の考え方は「次の大きな工事を20〜25年先に寄せられる」方向になります。カバー後にすぐ何かをするというより、次の出費をかなり先に回せるのが特徴です。
ただし注意点もあります。カバーは“次の出費が先になる”一方で、次にやる時はまたまとまった費用になりやすい、ということです。だからこそ、
- 今の家をあと何年使うか
- 次の大きな支出をいつに置きたいか
- その時の家計・年齢・ローンの組みやすさはどうか
ここまでセットで考えると、後悔が減ります。
塗装が向くケース/屋根カバーが向くケース
ここは現地で見ないと断定できませんが、判断しやすいように“方向性”を整理します。
屋根塗装が向きやすいケース
結論としては、屋根材がまだ健全で「下地まで傷んでいない」「雨仕舞に大きな問題が出ていない」なら、塗装で堅実に延命する選択が取りやすいです。
塗装の目的は、色をきれいにするだけではなく、防水性や保護機能を回復させて劣化スピードを落とすことです。だから下地が健全であるほど効果が出やすいです。
ただし、塗装が合うからといって「安い塗料で回数を増やす」発想になると、足場の回数が増えたり、結局トータルで負担が大きくなることもあります。塗装を選ぶ場合でも、“回数と総額のバランス”を見るのが大事です。
屋根カバーが向きやすいケース
結論としては、屋根材の劣化が進んでいて塗装だけでは持ちにくい、補修が増えそう、将来のメンテ回数を減らしたい、というときはカバーが候補になります。
特に、塗装しても早期に不具合が出やすい状態だと、見た目は直っても中身が追いつかず、結果的に「塗って数年で別工事が必要」という流れになりやすいです。
カバーは“今の屋根の上に新しい屋根を作る”考え方なので、仕上がりだけでなく、今後の安心感を取りにいく選択になりやすいです。
どちらでもない場合もある
塗装かカバーかの二択に見えて、実は「部分補修の優先」「葺き替え検討」の方が合理的なこともあります。
雨漏りの疑いがある、下地の傷みが強い、構造的に負担を増やしにくいなど、条件次第で最適解は変わります。ここは現地調査で“屋根材の種類と下地状況”を押さえることが第一です。
「塗らない方がいい」と言われやすい屋根材・状態がある
すべての屋根が塗装に向くわけではありません。中でも注意が必要なのが、塗装との相性や劣化の仕方が難しい屋根材・状態があることです。
代表例として挙がりやすいのが、アスファルトシングル系の屋根です。塗る塗料自体は存在しますが、状態によっては“塗っても期待した持ちになりにくい”ことがあります。
なぜ起きるかというと、屋根材の表面が劣化していたり、表面の粒が落ちていたり、反りや浮きが出ていると、塗膜がしっかり定着しにくくなります。さらに水の流れが悪い箇所があると、そこだけ傷みが進みやすく、塗装で均一に守り切れないこともあります。
このタイプの屋根で大事なのは、「塗れるかどうか」ではなく、
- 今の状態で塗って、何年ぐらいの計画が立つか
- 水の流れや納まりを改善できるか
- 近い将来、カバーや別工事が必要になりそうか
を整理することです。塗装が完全に否定されるわけではありませんが、塗装を選ぶなら“短期で再工事になるリスク”まで織り込んだ計画が必要です。
先延ばしが危ないパターンと、見積で失敗しない比較軸
屋根の相談で多いのが「まだ大丈夫と言われたから様子見している」「お金が不安で先送りしている」というケースです。もちろん、すぐに工事が必要でない状況もあります。ただ、先延ばしが危ないのは“計画なしの先送り”です。
先延ばしが危ないサイン
結論としては、劣化が進むほど選択肢が狭まり、結果的に費用がかさみやすいです。
- 割れ・欠け・浮きが増えている
- 板金の浮きや釘抜けが疑われる
- 雨漏りはしていないが、天井や小屋裏が心配
- 苔や黒ずみが広がり、乾きが悪そう
- 以前より色あせが急に進んだ
このあたりがあると、塗装だけで済ませる前提が崩れていくことがあります。
よくある失敗:価格だけで決めてしまう
相見積を取るのは良いことですが、「総額の安さ」だけで決めると、工事の中身が抜けている可能性に気づきにくくなります。
見積を比べるときは、
- 下地補修の考え方が具体的か(どこを、どの程度、どう直すか)
- 工程が説明されているか(何をして仕上げるかがイメージできるか)
- 付帯工事の範囲が明確か(板金、雨樋、雪止めなどの扱い)
- 保証やアフターの範囲が曖昧でないか
このあたりを“文章で説明できる会社か”がポイントになります。
年齢・ローン・物価上昇も含めて「家の計画」を作る
もうひとつ現実的な話として、年齢が上がるとローンの組みやすさが変わったり、急な出費に対応しづらくなることがあります。加えて、資材や人件費の影響で価格が動く局面もあります。
だからこそ、「壊れてから慌てて決める」より、
- 次の10年をどう持たせるか
- 20〜25年先まで見通して、どこで大きな工事を入れるか
- その時の支払い方法(現金・ローンなど)をどうするか
を、早めに整理しておく方が安心です。
相談前に整理するとスムーズ:写真・築年数・希望年数を用意する
屋根塗装か屋根カバーかを早く正確に絞るには、相談前に少しだけ情報があるとスムーズです。
- 築年数(だいたいでOK)
- 過去の屋根工事歴(塗装した年、カバーした年、雨漏り修理の有無など)
- 気になっている症状(色あせ、苔、割れ、雨漏りの不安など)
- 可能なら屋根の写真(地上から撮れる範囲で十分)
- これから何年この家に住む予定か、どんな計画を立てたいか(10年、20年、できれば25年以上など)
- だいたいの予算感や、支払い方法の希望
屋根は上がって見えにくい分、現地調査で分かることが多いです。ただ、住まい手側の希望年数や計画が分かると、提案の方向性がぶれにくくなります。
現地調査〜見積〜工事の一般的な流れ
進め方のイメージが湧くと不安が減ります。
- 相談(現状の悩みと、今後の計画を共有)
- 現地調査(屋根材の種類、劣化、補修が必要な箇所、雨仕舞の確認)
- 提案・見積(塗装案とカバー案など、比較できる形で整理)
- 工事内容のすり合わせ(範囲、色や仕様、近隣への配慮、工程)
- 着工〜完了(途中確認、完了確認、アフターの説明)
「塗装しか提案されない」「カバーしか提案されない」ではなく、家の計画に合わせて選べる形が理想です。
DIOhomesに相談するメリット:選択肢を“家の計画”に合わせて整理できる

DIOhomesは神戸本店・伊丹店の外装リフォーム専門店として、屋根塗装だけでなく、屋根カバーや外壁塗装、防水まで含めて“住まい全体の維持計画”を整理する相談ができます。
屋根塗装か屋根カバーかで迷うとき、多くの方が不安なのは「結局どっちが得か分からない」「将来また大きな出費が来るのが怖い」という点です。だからこそ、
- 今の屋根の状態を見て、塗装が成立する条件をはっきりさせる
- 成立しにくいなら、その理由を分かりやすく説明する
- 10年・15年・20〜25年といった複数の時間軸で、無理のない選択肢を比較する
この整理ができると、判断が一気にラクになります。
外壁やベランダ防水など、同時期に劣化しやすい箇所もあるため、「今回は屋根だけでいいのか」「足場を組むなら一緒にやった方がいいのか」まで含めて、無駄の出にくい進め方をご提案できます。
外壁塗装・屋根塗装・防水などのご相談は、現地状況を確認したうえで最適な進め方をご提案できます。まずはお気軽にご相談ください。
【無料相談・無料見積もりのご依頼はこちらから】
・お問い合わせフォーム:https://dio-reform.com/contact-us/
・公式LINE:https://line.me/R/ti/p/@819vrapw
・フリーダイヤル:0120-07-7107