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プライマーとは?外壁塗装で使う理由と役割をプロが解説

2025年9月11日

プライマーとは?外壁塗装で欠かせない“下塗り材”

外壁塗装における「プライマー」とは、塗料を塗る前に使用する“下塗り材”のひとつです。外壁材と上塗り塗料の間にしっかりと密着力をもたせ、塗装のもちを良くするための重要な役割を担います。

プライマーの主な目的は、塗料を長持ちさせ、剥がれや浮きを防ぎ、下地を保護すること。見た目には目立たない工程ですが、塗装の品質を大きく左右する「縁の下の力持ち」とも言える存在です。

なぜプライマーが必要?塗装の仕上がりを左右する3つの効果

1. 下地と塗料をしっかり密着させる

外壁材と塗料は、素材によってはそのままではうまくくっつかないことがあります。プライマーは“接着剤”のような役割を果たし、塗膜の剥がれを防ぎます。

2. 塗料の吸い込みを防ぐ

モルタルやサイディングのような素材は、塗料を吸い込みやすい性質があります。プライマーを下塗りしておくことで、上塗り塗料の吸収を防ぎ、色ムラや仕上がりのムラを防止できます。

3. 防錆・防水の効果も

金属系の外壁材や部材に使用する場合、プライマーには「防錆効果」があるタイプもあります。また、湿気から下地を守る防水タイプのプライマーもあります。

シーラー・フィラーとの違いは?

外壁塗装の見積書で「プライマー」「シーラー」「フィラー」など似たような用語が並んでいることがありますが、それぞれに違いがあります。

名称主な役割使用される場面
プライマー接着性の向上・密着力アップ金属系・窯業系サイディングなど
シーラー下地の吸い込み防止・密着性向上モルタル・コンクリート系
フィラーひび割れ補修・表面の凹凸調整モルタルなど凹凸のある壁面

※DIOhomesでは、外壁の材質や状態に応じて、これらを適切に選定しています。

プライマーの種類と選び方

素材別の主なプライマーの種類:

  • 金属用プライマー:トタン・ガルバリウムなどに使用。防錆効果あり。
  • モルタル用プライマー:表面の吸収を抑え、密着性を高める。
  • サイディング用プライマー:窯業系・金属系どちらにも専用あり。
  • 塩ビ用プライマー:雨樋や配管などの塩ビ素材に使用。

使用する塗料との相性も考慮する必要があるため、現場での選定が非常に重要です。

よくある疑問:「プライマーなしでも塗装できるの?」

結論から言うと、プライマーなしでの塗装はおすすめできません

理由は以下の通りです:

  • 塗膜の密着不良により早期剥離のリスクがある
  • 塗料の吸い込みにより色ムラが出る
  • 素材との相性次第では、耐久性が大きく下がる

DIOhomesでは、「どんな素材にもプライマーは必要」という前提で、すべての外壁材に対して最適な下塗り材を使用しています。

DIOhomesの施工におけるプライマーへのこだわり

  • 外壁の材質・築年数・劣化状態を丁寧に調査
  • 下塗り材はすべて専用プライマーを採用
  • 3回塗りの中で“最も重要な工程”と認識して丁寧に施工
  • 下塗り・中塗り・上塗りすべての工程を写真で記録・報告

見えない部分にも手を抜かない。それがDIOhomesのスタイルです。

まとめ|プライマーは「見えない品質」を支える重要な存在

外壁塗装の成功は、「下地づくり」にかかっています。

塗料の耐久性や美しさを長持ちさせるには、プライマーによる下塗りが欠かせません。外壁の素材や状態に応じて、適切な下塗り材を選ぶことが、施工の成否を左右します。

DIOhomesでは、経験豊富なスタッフが現地でしっかりと診断し、素材や状況に応じた最適なプライマーをご提案いたします。

外壁塗装をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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この記事を書いた人

DIOhomesメディア担当

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