
外壁にできた小さなひび割れや剥がれ、気になっていませんか?
「外壁 補修 パテ DIY」というワードで検索される方も増えているように、最近では自分でメンテナンスに挑戦する方が増えています。
プロに頼むほどでもないけれど、自分で少し補修できたら助かる──そんな方におすすめなのが「パテ」を使ったDIY補修です。
この記事では、外壁補修にパテを使ったDIYは本当にできるのか?という疑問に、プロ目線でわかりやすくお答えします。
DIYで気をつけたい注意点や、よくある失敗、プロに依頼すべき判断基準まで詳しく解説していますので、
「自分でやってみたいけど失敗はしたくない!」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
まず結論|外壁パテ補修はDIY可能。でも注意点が多いです

パテDIYは「できる」が「簡単ではない」
外壁の軽度なヒビや小さな欠けであれば、市販の補修パテを使ってDIYすることは可能です。
特に、深さ1~2mm程度のヘアークラック(細いひび割れ)なら、適切な処理を行えばある程度の補修効果が期待できます。
ただし、「できる=簡単」ではありません。
- パテの種類を間違える
- 下地処理が不十分
- 乾燥時間を守らない
- 上塗りの仕上げが不自然になる
…といった初歩的なミスが仕上がりに大きく影響するため、慎重な作業と丁寧な準備が必要です。
失敗すると再補修コストがかかる可能性も
DIYでの補修がうまくいかなかった場合、
- ひびが再発し、補修箇所が広がってしまう
- 雨水の侵入による壁内部の劣化
- 結局プロに依頼してやり直し → 二重コスト発生
というように、余計な費用と手間が発生するケースも珍しくありません。
だからこそ、「DIYでやってみたい」と思ったときは、メリットとリスクをよく理解したうえで判断することが大切です。
このあと、「そもそもパテって何?」「どうやって補修するの?」という基本から、よくある失敗例・限界ラインまで詳しく解説していきます。
外壁補修DIYで使う“パテ”とは?
外壁補修において「パテ」とは、ひび割れや穴などの隙間を埋めて、表面を滑らかに整えるための材料です。パテを使うことで、外壁にできた小さな傷を目立たなくし、塗装の下地として均一な状態に整えることができます。DIYでの補修を考えている方にとっては、手軽で扱いやすく、プロのような仕上がりを目指せる心強いアイテムです。
パテは大きく分けて「屋内用」と「屋外用」がありますが、外壁の補修には当然ながら屋外用パテが必要です。特に雨風や紫外線にさらされるため、耐水性や耐候性に優れたものを選ぶことが重要です。
パテと似た用途で使われるものに「シーリング材(コーキング)」がありますが、役割には違いがあります。シーリング材は目地や隙間に充填して水の侵入を防ぐ防水目的の材料であり、柔軟性を保ち続ける性質があります。一方、パテは固まって硬化し、主に下地を平滑に整えるために使用されます。
また、外壁補修で使うパテの中には「1液型」と「2液型」があり、前者はそのまま使える手軽さが、後者は硬化後の強度が魅力です。DIY初心者には1液型がおすすめですが、ひび割れが深い場合や広範囲を補修する場合には、プロが使うような2液型を選ぶのも選択肢のひとつです。
次のセクションでは、実際のDIY手順を、ステップごとにわかりやすくご紹介します。
パテ補修の基本|外壁DIYの第一歩を踏み出すために
「外壁の小さなひび割れや欠け、何とか自分で直せないかな?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
外壁の補修を自分で行うことは、確かにハードルが高そうに感じるかもしれません。ですが、最近ではホームセンターやネット通販で高性能なDIY用のパテや道具が手軽に手に入るようになり、実際に挑戦する方も増えてきています。中でも、初めて外壁メンテナンスをする方にとって「パテ補修」は比較的手を出しやすいDIYの第一歩と言えるでしょう。
では、その「パテ補修」とは何をする作業なのか。簡単に言えば、外壁のひび割れや穴、凹みなどにパテ(充填剤)を埋めて表面を平滑に整える工程です。内装でよく使われるパテとは異なり、外壁用のパテは雨風や紫外線、温度変化にも耐えられる強度と耐久性が必要になります。使用する部位や素材、気候条件に適した製品を選ぶことが大切です。
たとえば、モルタル壁のひび割れにはセメント系パテが、窯業系サイディングボードの傷には弾性のあるポリマー系パテが使われることが多いです。塗装前の下地調整としても重要な役割を果たしますので、「とりあえず埋めればOK」というわけではありません。
さらに、パテ補修は“見た目”を整えるだけでなく、“雨水の侵入を防ぐ”という重要な役割も担っています。ひび割れや小さな穴から雨が入り込むと、やがて下地材が腐食したり、内部でカビが発生したりするリスクがあるため、補修のタイミングを逃さないことが大切です。
DIOhomesでも、戸建て住宅における雨漏り調査や部分補修の現場では、応急的にパテを使うケースもありますが、実は「DIY補修のあとに悪化してしまった」というご相談も少なくありません。最初に「どう補修すべきか」の見極めができると、DIYの効果も高まります。
次のセクションでは、実際にDIYでパテ補修を行う際の準備から手順まで、具体的に解説していきます。
DIYでできる!外壁パテ補修の手順と必要な道具

外壁にできた小さなひび割れや欠けは、自分で補修することも可能です。ここでは、DIY初心者の方でも取り組みやすいように、必要な道具と作業手順をわかりやすく解説します。
必要な道具一覧
外壁のパテ補修を行うには、以下の道具が必要です:
- パテ(外壁用):モルタル系、シリコン系など種類があるので、外壁の材質に合ったものを選びます。
- ヘラ(パテベラ):パテを塗り広げるための道具。柔らかいものと硬いものを2種類用意すると便利です。
- サンドペーパー(#80〜#120):補修面を整えるために使います。
- 刷毛またはスポンジ:清掃や水拭き用。
- 手袋・マスク:安全のための保護具。
- 雑巾やウエス:掃除や拭き取り用。
- 養生テープ・ビニールシート:周囲を汚さないために。
作業の手順
以下の手順で進めていきます。
① 補修箇所の確認と下準備
まず、外壁のどの部分にひびや欠けがあるかを確認します。パテがしっかり密着するように、補修箇所は汚れやホコリを落としておきましょう。水で濡らした雑巾で軽く拭くと効果的です。
② 養生する
補修部分の周囲に養生テープを貼り、下にビニールシートを敷いておくと、作業中に周囲を汚さずに済みます。とくに玄関周りやベランダでの作業では養生が重要です。
③ パテを塗る
パテをヘラで適量取り、ひび割れや欠けた部分にしっかり押し込むように塗り込みます。最初に硬めのヘラで充填し、その後柔らかいヘラで表面を平らにならすときれいに仕上がります。
※気泡が入ると仕上がりに影響するため、押し込むように塗るのがポイントです。
④ 乾燥させる
パテの種類によりますが、乾燥には数時間〜1日程度かかります。直射日光が当たる場所や湿気の多い日は、乾燥時間に注意が必要です。
⑤ 表面を整える
完全に乾いたら、サンドペーパーで表面を軽くこすって平らにします。ここで段差を丁寧に整えることで、塗装後の見た目が大きく変わります。
⑥ 仕上げ(必要に応じて塗装)
補修した部分は、パテの色と外壁の色が異なるため、必要に応じて上から塗装を行いましょう。外壁塗装のタッチアップ用スプレーや、同系色の塗料を用意すると自然な仕上がりになります。
よくある失敗と注意点
DIYで外壁補修を行う際、見た目は簡単そうに見えても、意外と多くの落とし穴があります。ここでは、初心者の方が陥りやすい失敗例と、それを防ぐための注意点を詳しく解説します。
1. パテの選定ミス
補修する場所や素材に合わないパテを使ってしまうと、仕上がりが悪くなるだけでなく、すぐに剥がれてしまう原因になります。たとえば、モルタル外壁に木材用のパテを使ったり、屋外使用に適さない室内用のパテを使用してしまうと、耐久性が大きく低下します。外壁用・屋外用・防水性ありの表示があるパテを必ず選ぶようにしましょう。
2. 下地処理の甘さ
パテを塗る前に、しっかりとした下地処理(汚れ・コケ・油分の除去やサビ落とし)を行わないと、パテが密着せずに浮いたり剥がれたりするリスクが高くなります。特に、コケや粉っぽさが残っているとパテが定着しにくいため、ブラシや高圧洗浄で丁寧に処理してから作業しましょう。
3. パテの厚塗り
「ひび割れをしっかり埋めたい」という気持ちから、一度に厚く塗りすぎるケースも多く見られます。パテは厚く塗ると乾燥にムラが出やすく、硬化後にひび割れや剥がれの原因になります。ひびが深い場合は、複数回に分けて薄く塗り重ねるのが鉄則です。
4. 乾燥時間を守らない
DIYでは「早く終わらせたい」という気持ちから、充分に乾燥させずに次の工程へ進んでしまうというミスも多いです。特に気温や湿度によって乾燥時間は変化します。メーカーの指定時間+余裕をもった乾燥を意識し、焦らずに作業を進めましょう。
5. 塗装との相性を確認していない
せっかく補修しても、上から塗る外壁塗料とパテの相性が悪いと、剥離や色ムラの原因になります。DIYの場合は特に、アクリル系・シリコン系・水性塗料に対応したパテかどうかを事前にチェックすることが重要です。
DIYとプロの違い|どこまでが自分でできる?

外壁補修にパテを使う作業は、比較的手軽に感じられるかもしれません。ですが、DIYで対応できる範囲と、プロに任せるべき領域には明確な違いがあります。ここではその違いについて詳しく解説します。
自分でできるのは“軽微なひび割れ”まで
DIYでパテ補修ができる範囲は、主に以下のような「軽度なダメージ」に限られます:
- ヘアクラック(幅0.3mm以下の細かいひび割れ)
- モルタル外壁の一部欠け
- 外壁塗装の表面の剥がれ
- クギ跡やビス穴の補修
このような小さな補修であれば、ホームセンターで売られているパテや補修材を使って、自分で処理することも十分可能です。ただし、見た目の修復はできても、構造的な補強や防水性能の回復までは期待できません。
また、DIYで処理する場合は、必ず下地の状態を確認し、カビ・サビなどの原因を取り除いてから作業することが重要です。パテだけで済まそうとすると、すぐに再発してしまうことがあります。
プロに任せるべきケース
一方で、以下のような場合はプロによる対応が不可欠です:
- クラックの幅が0.5mm以上ある(構造クラックの可能性あり)
- 外壁内部に水が回っている、または湿っている
- 補修しても繰り返し同じ場所にひび割れが起きる
- 外壁の素材が劣化してボロボロになっている
- 外壁の浮きや剥がれが広範囲におよんでいる
- 補修後に再塗装が必要な場合(色ムラや密着不良のリスクあり)
プロの職人は、外壁の「見えない部分」まで調査し、適切な下地処理やシーリング、塗装の密着性まで考慮して施工します。単にパテを盛って終わり、ではなく、外壁全体の劣化状況から最適な対処法を選ぶのがプロの仕事です。
DIYでの限界を知ることが安心につながる
DIYはコストを抑えたい方にとって魅力的な手段ですが、「一時的に隠す」だけの対処になってしまうと、後々の修繕費が高くなる可能性もあります。
DIOhomesでは、お客様がDIYを検討している段階でもご相談を受け付けています。現地調査だけでもお気軽にご依頼いただけますので、「自分でできるか判断に迷う…」という場合は、無理せずプロのアドバイスを取り入れてみてください。
プロに任せる判断基準とDIOhomesの強み
「DIYで済ませたいけど、やっぱりプロに頼んだ方が安心かも…」そう感じる場面は、意外と多いものです。外壁補修においても、「どこまでが自分でできて、どこからがプロの領域なのか」は、しっかりと見極めることが大切です。このセクションでは、プロに依頼すべきケースと、私たちDIOhomesが選ばれる理由をご紹介します。
プロに任せた方が良いケースとは?
以下のような状況では、DIYでは対応が難しく、プロによる施工が必要です。
● 補修箇所が高所や足場が必要な場所
外壁の2階以上や傾斜地など、安定した作業ができない場所では、転落の危険も。安全面から見ても、プロの足場設置と施工が不可欠です。
● ひび割れが深く構造に影響している場合
髪の毛のような表面的なひびではなく、内部のモルタルや構造体まで影響しているようなひび割れは、パテ補修だけでは対応できません。放置すれば雨漏りや壁内部の腐食につながることもあります。
● 外壁塗装と併せて補修が必要な場合
補修後すぐに塗装を行うことで美観を保てますが、塗料の選定や下地処理の技術も重要です。特に「補修跡が目立たないようにする」には、プロの技術が求められます。
● 劣化の範囲や原因が判断できない場合
ひびや欠けの原因が「ただの経年劣化」か「構造的な問題」かを判断するには、専門知識が必要です。誤った判断でDIYしてしまうと、将来大きな修繕につながるリスクがあります。
DIOhomesが選ばれる理由
私たちDIOhomesは、神戸市・伊丹市を中心に、地域密着で外壁補修や塗装工事を行っている専門会社です。DIYではカバーしきれない“家の健康”を守るために、以下のような強みを活かしてご提案しています。
✔ 経験豊富な職人が在籍
一軒一軒異なる外壁の状態に対して、最適な施工方法を選定。ひび割れの深さや範囲に応じた適切な処理を行います。
✔ ドローン調査や赤外線診断にも対応
目視ではわかりにくい外壁の劣化も、専用機器でしっかりと把握。見逃しがちなリスクを早期にキャッチできます。
✔ 小さな補修から全面改修まで柔軟に対応
「ちょっとしたひび割れだけ直したい」「全体的に見てほしい」など、お客様のご要望に合わせた柔軟な提案が可能です。
✔ 補修だけでなく、将来を見据えたアドバイスも
単なる「直す」だけでなく、「今後どのようなメンテナンスが必要か」まで含めて、住まい全体の将来を見据えたご提案をしています。
外壁補修のDIYは慎重に!迷ったらDIOhomesにご相談を
外壁のパテ補修は、DIYでも取り組める作業ではありますが、「本当に自分でやるべきか?」という判断は慎重にすべきです。特に、補修後に塗装を施す場合や、雨水の侵入リスクがあるひび割れ、下地の劣化が疑われるケースなどは、プロによる診断と施工が必要不可欠です。
DIYで失敗してしまうと、かえって補修範囲が広がったり、工事費用が高額になったりすることもあります。外壁は家全体の保護と見た目を左右する重要な部分。安全性と長期的な住まいの価値を考えると、専門知識と技術を持つ業者に相談するのが賢明です。
私たちDIOhomes(ディオホームズ)は、神戸市・伊丹市を中心に、戸建て住宅の外壁補修・塗装・リノベーションを手がけております。
DIYのご相談や「これは自分でやってもいいの?」といったご質問も大歓迎です。
「ちょっとしたヒビだけど、業者に見せたほうがいい?」
「前回のDIYから年数が経っているけど、大丈夫かな?」
そんなときは、どうぞお気軽にDIOhomesまでご相談ください。
ご自宅の状態をしっかりと拝見したうえで、最適な補修方法をご提案いたします。
外壁のお悩み、まずはDIOhomesにお気軽相談!
外壁補修のDIYにチャレンジしたい方も、プロの施工で安心したい方も、
まずは一度DIOhomesにご相談ください。
現地調査やお見積もりは無料!施工のご提案だけでなく、DIYのアドバイスも可能です。
神戸市・伊丹市を中心に、外壁塗装・補修の実績多数。
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