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外壁をキレイに保つ光触媒塗料とは?メリット・デメリットを解説

2025年8月21日

こんにちは、DIOhomesです!

「外壁の汚れが気になる」「きれいな状態を長持ちさせたい」  

そんな悩みに応えてくれる塗料の一つが 光触媒塗料 です。

紫外線や雨の力で汚れを分解・洗い流す機能を持ち、  

「光触媒 外壁」のキーワードでも注目を集める最新の塗装技術です。

この記事では、そんな光触媒塗料の特徴や、どんな外壁に向いているか、  

メリット・デメリットも含めて、DIOhomesがプロ目線でわかりやすくご紹介します。

光触媒塗料ってどんな塗料?外壁塗装との関係

光触媒塗料とは、太陽の光(紫外線)と雨の力を利用して、外壁の汚れを分解・洗浄してくれる“セルフクリーニング機能”を持つ塗料です。

具体的には、「酸化チタン」という成分が紫外線に反応して、カビや汚れ、排気ガスのような有機物を分解。
さらに外壁表面が“親水性”になるため、雨水が壁全体に膜のように広がり、分解された汚れを一緒に洗い流してくれるのです。

つまり、外壁に光触媒塗料を塗っておけば、
「汚れにくく、キレイが続く外壁に仕上がる」というのが最大の特徴です。

外壁塗装では、この光触媒塗料を上塗りに採用することで、
見た目の美しさと機能性を両立させることができます。

光触媒塗料のメリット|キレイが続く仕組みと効果

光触媒塗料が注目される最大の理由は、“キレイが続く”というメンテナンス性の高さです。
ここでは、具体的にどんな効果があるのか、DIOhomesの視点でわかりやすくご紹介します。

 

1. 自動で汚れを分解&洗い流す

光触媒塗料に含まれる「酸化チタン」は、太陽光に含まれる紫外線を受けると活性酸素を生み出し、
外壁に付着した有機物(排気ガス・カビ・花粉・藻など)を分解する働きがあります。

さらに、塗膜が「親水性」を持つため、雨が降ると水が外壁全体に均一に広がり、
汚れを一緒に流してくれるのです。
これが、“セルフクリーニング機能”と呼ばれる理由です。

つまり、日常的に掃除をしなくても、自然の力で外壁がキレイに保たれるというのが、大きな魅力です。

 

2. 美観が長持ちし、塗り替えサイクルが延びる

通常の塗料では、年月が経つごとに排気ガスやホコリなどが付着し、外壁が徐々に黒ずんでいきます。
しかし光触媒塗料なら、汚れを分解して雨で流してくれるため、塗装直後の美しい状態が長く続くのです。

見た目の劣化が少ないため、外壁の塗り替えサイクルを延ばせる可能性もあります。
塗料のグレードによっては15年~20年といった長期間耐用のものもあり、
トータルコストを抑えたい方にもおすすめです。

 

3. カビ・藻の発生を抑制

日当たりの悪い北側や湿気が多い場所では、カビや藻が繁殖しやすく、
外壁の美観と耐久性を損なう原因になります。

光触媒塗料は、こうした有機物の発生源を分解してくれるため、カビやコケの抑制効果も期待できます。
防カビ・防藻対策としても非常に優秀です。

 

4. 空気浄化効果もあり

実は光触媒塗料には、空気中の有害物質(NOxなど)を分解する作用もあります。
そのため、外壁に塗ることで微量ながらも環境改善効果があるとされており、
公共施設や学校などにも採用が進んでいます。

DIOhomesでは、お住まいを守るだけでなく、地域全体の環境にも配慮した施工を目指しています。

光触媒塗料のデメリット|知っておくべき注意点

光触媒塗料には多くの魅力がありますが、もちろん「万能な塗料」ではありません。
施工前に知っておくべき注意点や、デメリットもあります。ここでは正直に、
DIOhomesの視点からお伝えします。

1. 紫外線が当たらないと効果が出にくい

最大の特徴である「セルフクリーニング機能」は、太陽光(紫外線)を受けることで発揮されます
そのため、北面や軒下、隣家の影になっている部分などは、光が届きにくく、
十分な効果が得られないことがあります。

また、トンネルやビルの陰になるような日陰が多い場所では、別の塗料を選んだ方が良いケースもあります。

 

2. 高価な製品が多く、初期コストが高め

光触媒塗料は、他の塗料(ウレタン、シリコン、フッ素など)と比べて、1㎡あたりの単価が高めです。
特に、耐久性が高く品質の安定している製品は、1缶あたりの価格も高くなります。

その分、塗り替えサイクルが延びるため長期的に見るとコスパが良い場合もありますが、
初期費用としては割高に感じられる方もいらっしゃいます。

 

3. 光触媒塗料に適した下地が必要

光触媒塗料は、密着性や性能をきちんと発揮するために、適切な下地材や施工方法が求められます
たとえば、セメント系や金属系の外壁には相性が悪い場合もあり、
事前にしっかりとした下地処理や下塗りが必要です。

このあたりを雑に扱ってしまうと、塗膜の剥がれや効果の低下につながってしまうため、
施工業者の知識と経験が非常に重要になります

 

4. 汚れが「絶対に」つかないわけではない

「セルフクリーニング」と聞くと、“絶対に汚れない”という印象を持たれがちですが、
あくまで「汚れにくく、雨で落ちやすい」という性能です。

油分を含む排気ガスや、砂ぼこり、鳥のフンなど自然条件によっては汚れが付着しやすいケースもあるため、
誤解のないようご注意ください。

 

5. 塗り替え時には注意が必要

光触媒塗料が塗られた外壁の上に、別の塗料を重ねる場合、密着不良が起きやすくなることがあります。
これは、光触媒層が下塗り材や上塗り材を弾いてしまうためです。

塗り替えの際には、適切な処理や専用の下塗り材を使うなど、専門知識が必要になるケースもあるため、
塗り替え時にも専門業者の判断が不可欠です。

他の外壁塗料とどう違う?光触媒塗料との比較

外壁塗装を考える際、多くの方が迷うのが「どの塗料を選ぶべきか」という点です。
ここでは、光触媒塗料とよく比較される代表的な外壁塗料(シリコン塗料・フッ素塗料・無機塗料)と比べて、どんな特徴があるのかをまとめました。

 

代表的な外壁塗料と光触媒塗料の比較表

塗料の種類耐用年数(目安)汚れにくさ価格帯(㎡あたり)特徴
ウレタン塗料約8〜10年安価柔軟性があり扱いやすいが耐久性は低め
シリコン塗料約10〜13年コスパが良く、主流の塗料
フッ素塗料約15〜20年高耐久・高性能で高価
無機塗料約20〜25年高〜非常に高圧倒的な耐候性と耐久性
光触媒塗料15〜20年◎(紫外線条件下)セルフクリーニング性能が最大の特長

※DIOhomesが取り扱う代表的な製品をもとにした目安です

 

他塗料と比べた光触媒塗料のメリット

  • 「防汚性能」に特化している
    フッ素や無機塗料も汚れにくいですが、光触媒塗料は分解+雨水で流すというダブルの防汚メカニズムを持っています。
  • 美観維持が長続きする
    外壁の色あせ・くすみは、見た目に大きな影響を与えます。光触媒塗料は汚れにくいため、長期間きれいな状態を維持しやすいという利点があります。
  • 環境へのやさしさ
    汚れの分解に薬品や洗剤を使わず、自然の力(光と雨)だけで洗浄するため、環境負荷が少ない点も魅力のひとつです。

 

他塗料と比べた光触媒塗料の注意点

  • 日陰では効果が薄れる
    他の塗料は紫外線の有無にかかわらず性能を発揮しますが、光触媒塗料は紫外線が届きにくい場所では効果が落ちやすいという性質があります。
  • 塗装できる素材が限られる場合がある
    下地との相性も重要で、不向きな素材に塗ると十分な効果が得られないこともあります。

光触媒塗料が向いている家・おすすめできるケース

光触媒塗料は非常に優れた性能を持つ塗料ですが、すべての住宅に最適というわけではありません
以下のようなケースでは、特に光触媒塗料のメリットが発揮されやすく、おすすめです。

 

1. 家の外観を長くキレイに保ちたい人

「新築のような外観を保ちたい」「汚れた外壁を見ると気分が下がる」――
そんな方には、セルフクリーニング効果で汚れを自然に落とす光触媒塗料がぴったりです。

一般的な塗料では数年で黒ずみや雨だれが目立ち始めることもありますが、光触媒塗料なら10年以上、
美観をキープしやすくなります。

 

2. 周囲に交通量の多い道路や工場がある立地

排気ガスや粉塵など、外壁に汚れが付きやすい環境では、汚れにくさに特化した塗料が必須です。
とくに光触媒塗料は、排気ガスによる油分を分解し、雨で洗い流す性能があるため、
都市部や幹線道路沿いの家に適しています。

 

3. 外壁の洗浄・メンテナンスを減らしたい人

外壁の洗浄は意外と手間がかかるもの。高圧洗浄機や業者による清掃には費用も発生します。
光触媒塗料を選べば、外壁の掃除頻度を減らせるため、メンテナンスの負担が少ない暮らしが実現します。

 

4. 塗装にかける初期費用をしっかり投資できる人

光触媒塗料は他の塗料に比べて初期費用が高めです。
しかし、「塗り替えサイクルが長い」「美観維持による資産価値の保持」「外壁洗浄の手間・費用が減る」といった点で、長期的に見ればコスパが高い選択肢です。

そのため、目先の費用よりも10年後・20年後のメリットを重視したい方におすすめです。

DIOhomesの外壁塗装でも選べます|ご相談から施工までの流れ

DIOhomesでは、お客様のニーズやお住まいの立地条件をもとに、
最適な塗料選定を一緒に行うスタイルを大切にしています。
もちろん、光触媒塗料を使った外壁塗装のご相談も大歓迎です。

ここでは、DIOhomesで実際に光触媒塗料をご検討いただく場合の流れをご紹介します。

 

1. お問い合わせ・ご相談(無料)

まずは、お電話またはWebフォームからお気軽にお問い合わせください。
「外壁の汚れが気になる」「どの塗料が合うか知りたい」といった内容でもOKです。

担当スタッフが現地調査の日程ご希望のヒアリングをさせていただきます。

 

2. 現地調査・外壁診断(無料)

実際にご自宅に伺い、外壁の状態・素材・劣化状況などを確認します。
立地や日当たり、コケ・汚れの付き具合なども含めて、
光触媒塗料の効果が出やすいかどうかも丁寧に診断します。

 

3. 最適な塗料のご提案

診断結果とお客様のご要望をふまえて、
「光触媒塗料が向いているかどうか」や「他の塗料との違い」などをわかりやすくご説明。
複数の塗料を比較したプランをご提示することも可能です。

 

4. ご契約・着工準備

内容にご納得いただけましたらご契約へ。
施工前には工程表の提出・近隣へのご挨拶などもDIOhomesが責任をもって対応します。

 

5. 施工

外壁の高圧洗浄から下塗り・中塗り・上塗りまで、3回塗りの工程を丁寧に実施します。

 

6. 完了・アフターフォロー

施工完了後は、完了報告書と写真データをお渡しし、仕上がりをご確認いただきます。
保証内容のご案内や、定期点検のご提案も行いますので、長期的に安心して住まいを守れます。

まとめ|光触媒塗料は“住まいを守る選択肢のひとつ”です

外壁の汚れを防ぎ、長くキレイを保ちたい方にとって、光触媒塗料は非常に有効な選択肢です。
特に、日当たりが良く、雨が当たりやすい環境では、セルフクリーニング効果を最大限に発揮してくれる可能性があります。

もちろん、光触媒塗料にもメリットとデメリットがあり、全ての家に最適とは限りません。
だからこそ、塗料の知識と経験を持つプロと一緒に選ぶことが大切です。

DIOhomesでは、お客様の住まいに合わせて
「本当に合う塗料は何か?」を一緒に考えるご提案をしています。

「外壁の汚れが気になってきた」
「どの塗料がいいかわからない」
そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。

私たちDIOhomesが、塗装のプロとして、あなたの住まいを長持ちさせるお手伝いをいたします。

👉お問い合わせはこちら

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