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遮熱塗装はいつがベスト?夏前に施工すべき3つの理由

2025年7月18日

「最近、夏の暑さが年々きつくなっている…」「エアコンの効きが悪く、光熱費が高い」
そんな悩みを抱えている方にとって、遮熱塗装は強力な味方です。しかし、意外と見落とされがちなのが**“施工のタイミング”**。

「遮熱塗装って、いつ塗るのがいいの?」
答えはシンプルです。“夏前”の施工が圧倒的におすすめ!

この記事では、その理由と、時期を逃さないためのポイントを徹底解説します。


なぜ“夏前”がベストタイミングなのか?

理由① 電気代削減効果を夏のピークで発揮できる

遮熱塗装の最大のメリットは、屋根や外壁に当たる太陽光を反射し、表面温度を下げること。
例えば、真夏の屋根は60℃以上になることがありますが、遮熱塗装をすれば10〜15℃低下することも珍しくありません。
その結果、エアコンの負荷が軽減され、電気代を大幅に節約できます

しかし、ここで施工が夏本番に間に合わなければどうでしょう?
→ 効果を実感できるのは来年以降…。
せっかくの投資が、今年の暑さに役立たないのはもったいないですよね。

だからこそ、6月〜7月初旬までに施工を終えるのが理想です。


理由② 工事スケジュールが取りやすい

塗装業界には繁忙期があります。それは、7月〜9月の真夏と、3月〜5月の春先
特に夏場は「暑さ対策で塗装をしたい」という人が急増するため、予約が取りにくくなります。
結果、「見積もり依頼をしたのに、施工は秋以降」というケースも少なくありません。

さらに、秋以降は台風シーズンや寒波の影響で工事延期が頻発するリスクも。
「やるなら早めに動く」ことが、スムーズな施工のカギです。


理由③ 気候条件が安定していて施工品質が高い

塗装の仕上がりに大きく関わるのが、気温と湿度
理想は「気温15〜30℃・湿度80%以下」と言われています。
梅雨明け〜初夏(6月末〜7月)は、この条件を満たしやすい時期です。

逆に、真夏はどうなるでしょう?

  • 表面温度が50℃を超える屋根では、塗料が乾きすぎてムラになる
  • 職人の作業効率が落ち、品質管理が難しくなる

だから、塗装の仕上がりを重視するなら、夏前がベストなのです。


逆に“真夏施工”や“冬施工”はどうなの?

「じゃあ、真夏や冬にやるのはダメなの?」
結論から言うと、施工は可能ですが、リスクや制約があります

真夏施工のデメリット

  • 高温で塗料が急速に乾き、塗膜にムラが出やすい
  • 職人の体力負担が大きく、作業スピードが落ちる
  • 外壁・屋根の表面温度が高すぎると、作業時間を制限せざるを得ない

※早朝や夕方に作業をずらすなど工夫は可能ですが、理想の条件ではありません。

冬施工の注意点

  • 気温5℃以下では塗料が硬化しにくい
  • 霜や結露の影響で塗膜不良が起きるリスク
  • 日照時間が短く、1日の作業時間が限られる

冬でも施工できる塗料はありますが、工期が延びやすい点は覚えておきましょう。


施工時期を逃さないためのチェックポイント

「よし、夏前にやろう!」と思っても、すぐに工事は始められません。
なぜなら、塗装には足場設置・近隣挨拶・塗料準備など、事前準備が必要だからです。

チェック1:見積もりは1〜2ヶ月前に

  • 現地調査 → 見積もり → 契約 → 工事準備
    この流れで、最短でも2週間〜1ヶ月はかかります。
    6月施工を狙うなら、4月〜5月に見積もり依頼を出すのがベストです。

チェック2:梅雨時期は避けるべき?

「梅雨は雨が多いから、工事できない?」
実際には、雨の日は作業中止になるだけで、施工は可能です。
ただし、工期はやや延びるので、梅雨前に着工するのが理想です。


遮熱塗装と一緒に検討したい夏対策

遮熱塗装だけでも効果は大きいですが、さらに快適にするなら併用策もおすすめ。

屋根裏換気+遮熱塗装

換気口や換気扇を設置して、屋根裏にこもる熱を逃がすと効果倍増。

遮熱フィルムやカーテンとの併用

窓からの熱流入をカットすることで、冷房効率がさらにアップ。

エアコンの温度設定+1℃を実現

遮熱塗装で体感温度が下がれば、エアコン設定温度を1℃上げても快適に。
その分、電気代は年間数千円〜数万円の節約に。


よくある質問(FAQ)

Q. 梅雨時期でも施工できますか?
→ はい。雨の日は作業を中止しますが、乾燥を待てば問題ありません。

Q. 遮熱塗料の耐用年数は?
→ シリコン系で約10年、フッ素系で約15年が目安です。

Q. 色は白しか効果がない?
→ 白や淡色系は効果が高いですが、最近は濃色でも遮熱性能を持つ塗料があります。


まとめ|「今からでも遅くない」この夏は快適に

  • 遮熱塗装の効果を最大限に活かすなら、夏前施工がベスト
  • スケジュール確保・品質・省エネ効果、どれを取っても早めの準備が有利です。
  • 「いつかやろう」と思っている方、今年の猛暑対策は、今がチャンスです。

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