DIOhomesの外装工事:屋根葺き替え工事の基本と知っておきたいポイント

最近は遮熱塗装や外壁塗装に関する投稿が多かったのですが、今回は少し視点を変えて、DIOhomesが対応している外装工事の内容についてご紹介します。
今後もブログを通して事業内容をわかりやすくお伝えしていく予定ですので、ぜひチェックしてみてください!
第一弾のテーマは「屋根葺き替え工事」。
住宅の経年劣化や雨漏りなどが気になったとき、最終手段ともいえる大規模な工事がこの「屋根の葺き替え」です。
今回は、その基本的な内容から、どんなケースで検討すべきなのか、施工時の注意点まで詳しく解説していきます。
屋根葺き替え工事とは?
屋根葺き替え工事とは、現在の屋根材とその下地をすべて撤去し、新しい屋根材を施工し直す大規模なリフォーム工事のことです。単なる「塗り替え」や「補修」とは異なり、屋根そのものを“新しく作り直す”工事であることが最大の特徴です。
この工事は、屋根材の経年劣化が著しい場合や、雨漏りが再発している場合など、「もう塗装では対応できない」という状況で選ばれます。下地が腐食していたり、構造に深刻なダメージがある場合には、葺き替え以外に根本的な解決法がないケースもあります。
また、葺き替えによって、屋根の遮音性や断熱性が向上するという副次的な効果も得られます。新しい屋根材には、軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板や遮熱性能のある素材が使われることもあり、快適性が大幅にアップすることもあります。
見た目にも大きな変化が生まれ、屋根の印象がガラリと変わるため、家全体のデザイン性が向上するのもメリットのひとつです。
屋根葺き替えのメリット
屋根葺き替え工事には、他の工法にはない根本的な解決力と長期的な安心感があります。費用も時間もかかる工事ではありますが、それに見合うだけのメリットが多く存在します。
劣化した屋根を根本から解消できる
塗装や補修では表面的な対処にとどまることが多いですが、葺き替えは屋根材だけでなく、下地まで丸ごと新しくする工事です。
経年劣化で剥がれた防水シートや、腐食が進んだ野地板(下地合板)なども一新できるため、再発リスクの高い雨漏りや結露のトラブルも防止できます。
また、築20年以上が経過している住宅では、屋根材だけでなく内部構造まで老朽化しているケースもあるため、「屋根の総リセット」としての意味合いも大きいのです。
建物全体の寿命を延ばせる
屋根は家を守る“傘”のような存在です。その屋根が劣化していると、雨や湿気の侵入によって建物全体の寿命が縮んでしまいます。
葺き替えを行うことで、防水性・断熱性・耐風性などの基本性能がすべて刷新され、結果的に建物全体の寿命を引き延ばすことにつながります。
さらに、屋根の軽量化によって建物の耐震性能が向上する場合もあり、地震リスクの軽減にもつながるという意外なメリットもあります。
補助金や助成金の対象になることも
自治体によっては、「リフォーム促進」「省エネ住宅推進」などの目的で、屋根葺き替え工事に対して補助金や助成金が交付されることがあります。
とくに「遮熱性の高い屋根材」や「軽量化を伴う工事」は、環境対策や防災対策として評価されやすく、最大で数十万円の支援が受けられる可能性もあります。
※制度の有無や内容は地域によって異なるため、事前に役所や施工業者に確認しましょう。
屋根葺き替えのタイミングは?
屋根の葺き替え工事は、頻繁に行うものではありません。だからこそ、「どのタイミングで検討すべきか」が非常に重要です。
判断の遅れは雨漏りや構造劣化など深刻な問題を招く可能性があるため、下記のようなサインが出ている場合は、早めの対応をおすすめします。
築20年以上が経過している
一般的な屋根材(スレート・セメント瓦・ガルバリウム鋼板など)の寿命は15〜30年程度といわれています。
築20年以上が経過している場合は、屋根材だけでなく防水シートや野地板も劣化している可能性が高いため、葺き替えのタイミングとして検討すべき時期です。
雨漏りが発生している、または補修を繰り返している
雨漏りが起きている状態は、すでに屋根の防水性能が限界に達しているサインです。
「一度補修したが、また漏れてきた」「何度もパッチ処理している」といったケースでは、塗装や部分補修では根本的な解決が難しくなっている証拠です。
屋根材の浮き・反り・ひび割れ・苔の繁殖が見られる
スレートの反り返りや瓦のズレ、金属屋根のサビなど、目に見える劣化症状がある場合は注意が必要です。
特に、苔やカビが広範囲に繁殖している場合、屋根材の内部にまで水分が入り込んでいる可能性があります。
点検で「下地の劣化」や「塗装では対応できない」と指摘された
塗装でのメンテナンスが難しいと診断された場合は、葺き替えかカバー工法を検討する段階に入っています。
とくに、野地板の腐食や防水シートの劣化が進んでいる場合は、塗装では効果が出ないため、早期の葺き替えが望まれます。
DIOhomesでは、こうした判断に迷った際には無料の現地調査を実施し、建物の状況をしっかり確認した上で最適なご提案をさせていただいております。
施工時に注意しておきたいこと
屋根葺き替え工事は家の外装リフォームの中でも大がかりな作業に分類されます。
トラブルを避け、スムーズに工事を進めるためには、施工前に押さえておきたい注意点を事前に理解しておくことが大切です。
一時的に仮住まいが必要になるケースも
葺き替え工事では、既存の屋根材をすべて撤去し、新たに施工するという工程があるため、騒音や振動がどうしても発生します。
施工内容によっては、屋内に雨が入り込むリスクがある期間が一時的に生じるため、生活への影響を最小限にする工夫が必要です。
住宅密集地では、近隣住民への配慮も重要になります。DIOhomesでは、着工前に工事案内やご挨拶まわりを行うなど、地域とのトラブルが起きにくい体制を整えています。
信頼できる業者選びが重要
屋根工事は“完成後に不具合があっても気づきにくい”という特性があるため、施工技術の信頼性とアフターフォローの充実度がとても重要です。
選ぶ際には次のポイントを必ずチェックしましょう:
- 詳細な現地調査と写真付きの報告書をくれるか
- 見積書に「撤去・下地・仕上げ」の各工程が明記されているか
- 保証内容(施工保証・製品保証)が明示されているか
- 資格を持った職人が在籍しているか
価格だけで判断すると、後から追加費用が発生したり、施工不良で再工事が必要になるリスクも。
DIOhomesでは、お客様との信頼関係を第一に、透明性の高い見積もりと丁寧なご説明を心がけています。
まとめ|屋根葺き替えは“最後の手段”だからこそ、丁寧な判断を
屋根葺き替え工事は、外装リフォームの中でも最も規模が大きく、費用や工程の面でも慎重な判断が求められる工事です。
ただし、その分得られる安心感は非常に大きく、「これからも長くこの家に住み続けたい」という方にとっては非常に有効な選択肢となります。
見た目が美しくなるだけでなく、防水性・断熱性・耐久性といった住まいの“本質的な性能”を回復できるのが最大の魅力です。
雨漏りの心配から解放され、快適な暮らしを守るためにも、放置せずに向き合うことが大切です。
また、塗装やカバー工法と違い、屋根構造そのものをリセットできるのは葺き替え工事だけ。
「どの工法が一番よいか分からない…」という方も、まずは専門業者に調査を依頼してみることをおすすめします。
DIOhomesでは、現地調査・お見積りを無料で承っております。
「うちは葺き替えが必要?それとも塗装でまだいける?」といった疑問にも、プロの目線でしっかりお答えいたします。
📩 気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
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