遮熱塗料の選び方|カタログでは分からない3つのチェックポイント

遮熱塗料は「夏の暑さ対策」や「省エネ効果」を期待して選ばれる人気の外装塗料ですが、
いざ選ぼうとすると、「種類が多すぎて違いがわからない…」と迷ってしまう方も少なくありません。
実は遮熱塗料は、カタログやパンフレットに載っている性能値だけでは見極めが難しいことがあるのです。
今回は、DIOhomesがプロの視点で実際の現場で重視している“見えない3つのチェックポイント”をご紹介します。
1. 【既存の屋根材・外壁材との相性】
遮熱塗料は「どんな素材にも塗れる」というわけではありません。
たとえば、金属屋根用・スレート用・モルタル用など、それぞれに適した塗料の設計があるため、相性を間違えると以下のような問題が起こります:
- 塗膜が密着せず、数年で剥がれてくる
- 下地との相性が悪く、期待した遮熱性能が出ない
- ムラになって見た目が悪くなる
特に注意が必要なのは、旧塗膜(前回の塗装)の状態です。
塗装の重ね塗りをする場合、既存の塗膜がしっかりしているのか・傷んでいないかで、選ぶ塗料が変わることもあります。
プロの現場では、建物調査時に素材と劣化状態を確認したうえで、相性の良い遮熱塗料を選定しています。
「性能が良い塗料だから」という理由だけで選ぶのではなく、“いまの建物に最も合うかどうか”を見極めることが重要なのです。
2. 【塗装条件による性能の差】
カタログに掲載されている「日射反射率」や「遮熱効果◯℃ダウン!」という数字。
これらは試験環境での理想的な条件下での結果であり、実際の住宅現場ではその通りの効果が出るとは限りません。
例えば以下のような条件が、実際の効果に大きく影響します:
- 正しい塗膜の厚み(膜厚)が守られているか
- 塗料の希釈率や乾燥時間がメーカー指定どおりか
- 塗る面の状態(凹凸、旧塗膜、汚れなど)が適切か
遮熱塗料は、「きちんと塗る」ことが性能の前提になっています。
下地処理が不十分だったり、膜厚が薄かったりすると、せっかくの遮熱性能がほとんど発揮されないことも…。
DIOhomesでは、メーカーの施工基準を厳守し、現場での塗布量や仕上がりを細かくチェックしています。
「正しく塗れてこそ、数字通りの性能が出る」という当たり前を、大切にしています。
3. 【遮熱以外の性能も要チェック】
遮熱性能ばかりに目がいきがちですが、塗料の“総合力”も非常に大切です。
屋根や外壁は、1年365日、紫外線・雨風・ほこり・カビなどにさらされ続けています。
遮熱効果を長く維持するには、以下のような性能も必要です:
- 耐候性(何年もつか)
- 防カビ・防藻性(汚れや菌を防ぐ)
- 低汚染性(ホコリ・雨筋が付きにくい)
- 艶感や色持ち(美観の長持ち)
これらの性能が不十分だと、塗膜表面が汚れて遮熱機能が低下したり、見た目が劣化してしまったりします。
たとえば、海が近い・山が近い・湿気が多い地域などでは、遮熱+防汚性が強い塗料の組み合わせが向いていることもあります。
まとめ|塗料の「数字」だけに惑わされない選び方を
遮熱塗料は、高性能で魅力的な塗料ですが、建物や現場の条件に合っていないと、十分な効果が発揮できないことがあります。
カタログの数値や広告のイメージにとらわれすぎず、以下の3つのポイントを意識することが大切です。
- 今の屋根材・外壁材との相性
- 現場での施工条件を想定した実際の性能差
- 遮熱以外も含めた総合的な機能性
DIOhomesでは、お客様のお住まいの状態や環境を丁寧に調査したうえで、「本当に効果が出る遮熱塗装」をご提案しています。
「どの塗料を選べばいいかわからない…」と迷っている方も、
まずはお気軽にご相談ください。
“塗ってよかった”と思える遮熱塗装を、プロの視点でお手伝いします。